今回は完全にジャッジ向けの内容です。
2006年7月25日◆今後GPでジャッジをしようって思ってるヒトへ。
GPはジャッジにとっては上位のジャッジから様々な技術を教えてもらえる貴重な実地研修の場でもあります。GPにジャッジとして参加する事によって得られるノウハウと言うのは物凄いアドバンテージであり、一度はGPに参加してしないとジャッジとして一人前とは言えないんじゃないかって位です。
個人的にはこの「GPレベルの大会に出ないとジャッジとしてのノウハウが身に付かない」って言う状況はどうかと考えているので、DPAにはもっと頑張ってもらいたいなぁ、なんて思ってるんですけど。例えばジャッジ向け注意すべき裁定をまとめたメルマガを作って定期的に流すとか、ジャッジメーリングリストを作ってノウハウを共有するとか、多少であってもジャッジのレベルを底上げできる方法って言うのは存在すると思うんですよ。
◆ジャッジとして必要な物。
ところでジャッジに必要な物って言うのは大きく分けて二つあるとMiyuは考えています。一つは「技術」。これにはトーナメント運営やルールに関する知識や、どうやったら速くデッキチェックが出来るかとか机を効率良く運ぶにはどうしたらいいかとかって言った知恵なんかが含まれます。これに関しては本当に上位のジャッジから教えてもらって実践してみないと身に付かない物が多く、多くのトーナメントを経験しながら覚えて行くしかない物であると思います。
そしてもう一つは「哲学」。これはジャッジと言うのはどう言う仕事をする存在なのか、と言った事から始まって、ジャッジとはどうあるべきなのかとか言った事が含まれます。これに関してはちょっと考えてみれば分かる事だと思うので、大会を開催したり大会にジャッジとして参加したりする前に極めておく必要があるとMiyuは考えています。
◆「哲学」なんて言ってもちょっとしたコトなんですけどね。
ちなみに参考までに、Miyuはジャッジが持つべき「哲学」と言う物はこんな感じの物であるととらえています。まだまだありますが、簡単な所をかいつまんで書いてみると・・・
・実はジャッジの仕事の基本は「接客業」なのです。ちゃんとしたプレイヤーって言うのは、ブロッコリーにとってはお客様なので、ジャッジは失礼の無い様に接客しなきゃいけません。それは例えばコンビニとかファミレスとかファストフードとかで接客をするのと何にも変わりません。
Miyuはコンビニで働いてた期間が長いので、これに関してコンビニと対比して考えてみる事にします。
例えば、コンビニのレジに店員がいなくてお客さんが待ってる。そして、「すみませーん。」って言ってもなかなか店員が来ない・・・なんて状況はたまにあると思うんですけれども、こう言うのってお客さんからしたらイライラしますよね?
これをジャッジとプレイヤーに置き換えてみましょう。プレイヤーは対戦が終わって結果を全て記入し終わったので、ジャッジを呼びました。けれどもジャッジは気付いてくれなくて、なかなか来てくれません。そうなったらプレイヤーはイライラすると思いませんか?
社会経験の無い高校生ジャッジのヒトとかで、もしも学校でバイトが禁止されてないなら、ぜひとも大きなチェーン展開をしている所で接客業をやってみる事をオススメします。マクドナルドとかの接客マニュアルなんかを参考にするだけで、ジャッジとしてのレベルはぐんと上がりますよ。
・自分の持っている情報は積極的に他のジャッジに伝達し、他のジャッジの持っている情報は積極的に収集するべきです。どんな裁定が出たのかとか、プロ登録の受付は何時までなのかとか、こんなミスジャッジがあったから気をつけましょうとか、そう言ったちょっとした情報を全員で共有する事で、トーナメントの運営状況が包括的に見える様になります。
それと同時に今他のジャッジがどう言う風に動いてるのかって言う事を考える事も大事です。例えばチームリーダーがフューチャリング席でテーブルジャッジをやってたりしたら、当然ルール上の分からない事を聞きに行くべきなのは他のチームのリーダーやチームリーダーが指名した代理人だったりします。そこで「チームリーダーどこー?」とか言ってたりするのは愚の骨頂です。
同じ様に、会場を見渡してジャッジが少なそうなエリアを見つけたら積極的にそこに行く様にして下さい。ジャッジは極力ばらけて、何処にいるプレイヤーでも安心して呼べる様にしていなければならないのです。
・裁定に自信が持てない時には素直に「分からない。」と言って他のジャッジに相談して下さい。相談相手はチームリーダーなんかが望ましいんじゃないかって思いますけど、自分よりもこの人の方がルール詳しいって言うジャッジがいたらその人でもいいんじゃないかって思います。
ただし、その時にヘッドジャッジに裁定を仰いではいけません。ヘッドジャッジ裁定って言うのは最高裁みたいなものなので、まずは自分ないしはヘッドジャッジ以外のジャッジが裁定を出して下さい。ヘッドジャッジが裁定を下すのは原則として上告があった時のみです。
可能ならば、時間がある時にルール上の疑問を他のジャッジに聞いたり調べたりしておくのが良いでしょう。
同じ様に運営上の事に対して自信が持てない場合は運営スタッフに相談して下さい。必要ならば、運営スタッフと直接話をしてもらう様にしても良いでしょう。
そして重要なのは、こう言った裁定や運営上の事の疑問が解けたら、それをしっかりフィードバックする事です。次に同じ事を訊かれたらすらすらと答えられる様にしましょう。
・ちゃんとしたプレイヤーって言うのはお客様ですけど、ちゃんとしてないプレイヤーは違います。極端に態度の悪いプレイヤー・不正行為をするプレイヤーなどは、「正々堂々とした競技TCG」であるD−0のブランドイメージに傷を付ける存在です。多少拡大解釈になるかもしれませんが、Miyuはこう言う連中が行っている事はブロッコリーに対する営業妨害行為にも等しいと考えています。
なのでこう言う連中に対しては毅然とした態度で接するべきです。訓戒を行い、必要ならばペナルティを与えましょう。
GPはジャッジにとっては上位のジャッジから様々な技術を教えてもらえる貴重な実地研修の場でもあります。GPにジャッジとして参加する事によって得られるノウハウと言うのは物凄いアドバンテージであり、一度はGPに参加してしないとジャッジとして一人前とは言えないんじゃないかって位です。
個人的にはこの「GPレベルの大会に出ないとジャッジとしてのノウハウが身に付かない」って言う状況はどうかと考えているので、DPAにはもっと頑張ってもらいたいなぁ、なんて思ってるんですけど。例えばジャッジ向け注意すべき裁定をまとめたメルマガを作って定期的に流すとか、ジャッジメーリングリストを作ってノウハウを共有するとか、多少であってもジャッジのレベルを底上げできる方法って言うのは存在すると思うんですよ。
◆ジャッジとして必要な物。
ところでジャッジに必要な物って言うのは大きく分けて二つあるとMiyuは考えています。一つは「技術」。これにはトーナメント運営やルールに関する知識や、どうやったら速くデッキチェックが出来るかとか机を効率良く運ぶにはどうしたらいいかとかって言った知恵なんかが含まれます。これに関しては本当に上位のジャッジから教えてもらって実践してみないと身に付かない物が多く、多くのトーナメントを経験しながら覚えて行くしかない物であると思います。
そしてもう一つは「哲学」。これはジャッジと言うのはどう言う仕事をする存在なのか、と言った事から始まって、ジャッジとはどうあるべきなのかとか言った事が含まれます。これに関してはちょっと考えてみれば分かる事だと思うので、大会を開催したり大会にジャッジとして参加したりする前に極めておく必要があるとMiyuは考えています。
◆「哲学」なんて言ってもちょっとしたコトなんですけどね。
ちなみに参考までに、Miyuはジャッジが持つべき「哲学」と言う物はこんな感じの物であるととらえています。まだまだありますが、簡単な所をかいつまんで書いてみると・・・
・実はジャッジの仕事の基本は「接客業」なのです。ちゃんとしたプレイヤーって言うのは、ブロッコリーにとってはお客様なので、ジャッジは失礼の無い様に接客しなきゃいけません。それは例えばコンビニとかファミレスとかファストフードとかで接客をするのと何にも変わりません。
Miyuはコンビニで働いてた期間が長いので、これに関してコンビニと対比して考えてみる事にします。
例えば、コンビニのレジに店員がいなくてお客さんが待ってる。そして、「すみませーん。」って言ってもなかなか店員が来ない・・・なんて状況はたまにあると思うんですけれども、こう言うのってお客さんからしたらイライラしますよね?
これをジャッジとプレイヤーに置き換えてみましょう。プレイヤーは対戦が終わって結果を全て記入し終わったので、ジャッジを呼びました。けれどもジャッジは気付いてくれなくて、なかなか来てくれません。そうなったらプレイヤーはイライラすると思いませんか?
社会経験の無い高校生ジャッジのヒトとかで、もしも学校でバイトが禁止されてないなら、ぜひとも大きなチェーン展開をしている所で接客業をやってみる事をオススメします。マクドナルドとかの接客マニュアルなんかを参考にするだけで、ジャッジとしてのレベルはぐんと上がりますよ。
・自分の持っている情報は積極的に他のジャッジに伝達し、他のジャッジの持っている情報は積極的に収集するべきです。どんな裁定が出たのかとか、プロ登録の受付は何時までなのかとか、こんなミスジャッジがあったから気をつけましょうとか、そう言ったちょっとした情報を全員で共有する事で、トーナメントの運営状況が包括的に見える様になります。
それと同時に今他のジャッジがどう言う風に動いてるのかって言う事を考える事も大事です。例えばチームリーダーがフューチャリング席でテーブルジャッジをやってたりしたら、当然ルール上の分からない事を聞きに行くべきなのは他のチームのリーダーやチームリーダーが指名した代理人だったりします。そこで「チームリーダーどこー?」とか言ってたりするのは愚の骨頂です。
同じ様に、会場を見渡してジャッジが少なそうなエリアを見つけたら積極的にそこに行く様にして下さい。ジャッジは極力ばらけて、何処にいるプレイヤーでも安心して呼べる様にしていなければならないのです。
・裁定に自信が持てない時には素直に「分からない。」と言って他のジャッジに相談して下さい。相談相手はチームリーダーなんかが望ましいんじゃないかって思いますけど、自分よりもこの人の方がルール詳しいって言うジャッジがいたらその人でもいいんじゃないかって思います。
ただし、その時にヘッドジャッジに裁定を仰いではいけません。ヘッドジャッジ裁定って言うのは最高裁みたいなものなので、まずは自分ないしはヘッドジャッジ以外のジャッジが裁定を出して下さい。ヘッドジャッジが裁定を下すのは原則として上告があった時のみです。
可能ならば、時間がある時にルール上の疑問を他のジャッジに聞いたり調べたりしておくのが良いでしょう。
同じ様に運営上の事に対して自信が持てない場合は運営スタッフに相談して下さい。必要ならば、運営スタッフと直接話をしてもらう様にしても良いでしょう。
そして重要なのは、こう言った裁定や運営上の事の疑問が解けたら、それをしっかりフィードバックする事です。次に同じ事を訊かれたらすらすらと答えられる様にしましょう。
・ちゃんとしたプレイヤーって言うのはお客様ですけど、ちゃんとしてないプレイヤーは違います。極端に態度の悪いプレイヤー・不正行為をするプレイヤーなどは、「正々堂々とした競技TCG」であるD−0のブランドイメージに傷を付ける存在です。多少拡大解釈になるかもしれませんが、Miyuはこう言う連中が行っている事はブロッコリーに対する営業妨害行為にも等しいと考えています。
なのでこう言う連中に対しては毅然とした態度で接するべきです。訓戒を行い、必要ならばペナルティを与えましょう。
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