MTGのジャッジをやってらっしゃるアラジンさんの日記より。MTGにおける「プレイヤーのよくある手違い」に関してジャッジの視点から解説をして(http://d.hatena.ne.jp/cdc/20060622)います。これも是非D−0プレイヤーにも目を通して頂きたいと思ってます。特にD−0でジャッジをやろうって言う方ならほぼ必ず目を通して頂きたいくらいの素晴らしい解説です。

なので今回は、その中から幾つか引用して、D−0向けに解説してみたいと思います。

(・・・って言うかコレのD−0編作ってみようかしら。)



7.相手が不正なプレイをしたときに、ジャッジを呼ばない。

これでジャッジを呼ばないとどうなるか。 例えば。6回戦で当たった相手が勘違いして真空独楽をやってしまった。まぁよくあるミスだし、自分もさっき攻撃クリーチャーのキャンセルを見逃してもらったからおあいこだし、まぁ一々ジャッジ呼んで相手の気を害しても何だし、相手もサマ師じゃなさそうで人当たりもよさそうだし、呼ばなくてもいいや…。

…などと、1回戦から6回戦まで貴方の対戦相手は真空独楽を毎ラウンド使って勝ち続け、貴方と、貴方と同じようなプレイヤー5人はサマをされて負けたワケ!! アンタが変な気を利かしたおかげで、サマ師が勝ち続けたんだよ、ジャッジにも気付かれずになっ!!

 どんなプレイミスでも、ジャッジに記録させて下さい。ジャッジがペナルティを出す事で「あれ、こいつ2ラウンドでも3ラウンドでも同じ事してやがる。…ミスのふりしたサマ?」と気付くには、小さな積み重ねからなんで。



真空独楽って言うのは、デッキのトップ3枚の順序を入れ替えられるカードって言うのがあって、それが出てない時に「つい癖で」出てるみたいに入れ替えちゃったりするコトを言います。

そのプレイミスがホントにミスなのか、それともサマなのかって言うコトは記録取ってってやっと気づいたりするんです。注意とか警告とかって言うのはそのために存在するペナルティなんですよ。なので、ご協力お願い致します。



23.カード名を(ラスとか)略したり、(ボロスの兵士とか)間違ったりする。

「これくらいだったら大丈夫だよね」「これくらい、読めないようだったらジャッジの頭悪すぎ」 と考えるのはプレイヤーの自由。どう読むかはジャッジの判断。 自分が高校や大学の入学試験の解答用紙や、就職試験の履歴書に書く時も、「これぐらい、読めないようだったら採用担当者の頭悪すぎ」なんて考えながら、汚く適当に素早く書いてた?

少なくとも、自分がジャッジやってる時には、読めないデッキリストを見る度、2なのか3なのか解読できない数字を読む度に、「このプレイヤーはジャッジを軽んじていて、デッキリストなんざジャッジが解読すれば良い」、と考えていやがるな、と思っとります。

綺麗な字で書け、とは言えない。自分も汚い字だから。でも、ゆっくり落ち着いて書けば、読めない字という事はないから、時間に余裕を持たせてゆっくり書いて欲しい。 それが無理なら、ワープロで打ち出して持参してくるだね。



D−0ではデッキリストでの略称表記が認められる場合が多いのですが、それでも字が汚くて読めなかったり、青黒のデッキでただ「ルドルフ」とか書かれても困るワケなんですよ。「どっちのルドルフやねーん!!」ってコトになりますので。ちなみに読めないデッキリストを提出された場合、ペナルティの対象になる可能性もあります。

そう言うのが分かってるから、アラジンさんと同じくMiyuもそんなに字のキレイな方ではありませんけど、デッキリストの提出を求められれば相手に読めそうな字でちゃんと書くワケですよ。直前までサイドボードが決まらないとか言った都合は分かるのですが、ちゃんとするトコロはちゃんとしないとですよね。

ところで・・・誤記も「大臣人」くらいなら大目に見られるコトも多いですけど、なんでわざわざ線二本足したりするんでしょう?

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索